20181004 サアやるぞ みんな揃って 元気顔

仕事始めの日。たった5日の正月休みだったが、長く会っていない気がした。朝のミーティングにそろった顔を見ると、皆元気顔。今年もよろしくお願いします。

20180101 初詣 車渋滞 気は静か                            初詣 柏手三つ おまけだい

 

初詣に津和野の太鼓谷稲荷神社に参った。延々と続く渋滞に巻き込まれたが、この日ばかりは、悠々と構えられた。これもご利益か。

 

 神殿に向かい二礼二拍手一礼が規則だそうだが、三つがあってもいいではないか。正月だし、あんな渋滞に腹も立てずにお参りしたのだから。

 

20180121 蕗の董 小春日和を 連れだって

20180121  耕せば 春待つ土の 黒きこと

 

日曜日、午前中に大寧寺で開かれたお茶会に誘われていった。濃茶・薄茶・点心とすべて済んで出てみると、お寺の縁側に日が射していて、部屋のぬくもりとまた違った、よほど心地よい暖かさが、足裏に伝わってきた。しばらく腰を下ろして周囲の木々や山を見ていた。帰ったら畑を少し耕そうと、また楽しみができた。コカブや、トマト、レタス、獅子唐など抜いた後の土を掘り返したら、地中にはすでに何やら白い根がはっているところもあったし、冬眠中のカエルも掘り返してしまった。生ごみでつくった堆肥を撒いて、春に備えた。少しの作業だったのに、息があがった。そのあと、気が付いて、蕗の董を観に行った。枯葉に埋まっていたが、その下は湿って黒く光り何やら暖かく感じられた。蕗の董もたくさん出ていた。女房も庭に出てきた。良い日和だった。

 

20180130 梅はまだ 桜まだまだ 雪コンコン

 

寒い日が続く。今年は例年になく、長く続く。雪が恨めしく思える。梅が見たい。

 

20180205 雪道を 歩く子供ら 半ズボン 私着ぶくれ                    足腰痛む                                                20180206 一瞬の 日差しや我を 解き放つ

 

月曜日、寒いどころか、道路が真っ白になった朝、何枚も厚着して首をすくめて、歩幅も短く用心して出勤した。外が明るくなってきたので窓の外を見ると、「なんとマー」である。登校する子等の一団の中に、半ズボンンの子供が数人いて、縮まっていないのである。僕にもそんな時代があったのだろうか。

 

火曜日のお昼前、リハビリ室に日が差し込んできた。電気の明かるさより、暖房の暖かさより、何倍も明るく暖かな太陽の光。一度に身体が楽になった。ありがたいものだ。福井では56豪雪に次ぐ豪雪のニュースが流れている。その年のその日、米子に棲んでいた僕も、出張の途中、雪に阻まれた渋滞に巻き込まれ、車に閉じ込められた苦い経験を思い出した。萩の雪は、それに比べると何でもない。

 

20180207 蕗の董 春一番の 贈り物

我が家の庭に蕗の董が出ているのを見つけた。昨年は蕗が生えてきていたので、今年こそはと探してみると、冬枯れた蕗の枯葉の下に、3つも4つも出ている。嬉しくなった。この次はタラの芽探しか。我が家に植えたタラの木が30㎝位に育ったが、今年は1つくらいは芽がとれるかどうか、気になって仕方がない。それとは別に散歩道にも数本の立派なタラの木を見つけている。これは、早い者勝負か。いつだって、僕は負けている。

 

20180201 粗大ごみ 朝に出しても 夕帰る (詠み人知らず)                                                          粗大ごみ そうは言っても 暖かい(俊文)

 

最初の川柳は、「診療に笑いを」という題の投稿を読んでいた久美子が、「これはどう、どう」と言って、見せてくれたものである。最近、火曜日、金曜日の早朝に、僕は、女房にせかされてゴミ出しをする。忘れて出勤すると、「今日は何の日」とかなんとか言って、あとでチクリと来る。したがって、思わず「俺もか」と笑ってしまった。しかし、まじめに考えると、哀れを覚える。熟年離婚とかいう言葉も聞く時代だ。本当に粗大ごみと思われては、たまらない。思う方も哀れだ。一人になると解るだろう。何の役に立たないと思われている人でも、手を握ると、人肌の温もりを感じる。いてくれるだけでもありがたい。

 

20180207 幾人の 語らい聴くか 古茶碗 我の手元で も少し聴いて

 

ご縁のある人から、「倉の整理をしていたら、ご先祖様の使っていた茶道具がたくさん出てきたので、気に入ったのがあれば、持って帰えりませんか」との誘いを受けた。私は大学時代に茶道部の部長をさせられたこともあり、また最近、お茶を再開したこともあり、喜んで伺った。ずいぶんたくさんの茶道具を見て、気に入ったものを2箱杯分くらい、遠慮なく頂いて帰った。あまり使われていない黒の楽茶碗、よく使われた萩焼き茶碗、濃茶の金・銀茶碗などの他に、水差し、棗、香合、はては風呂まで持ち帰ってしまった。少し欲張りかなとも思ったが、またその人に縁のある人で興味がわいてきたら、ぜひお返ししようと思いなおし、一時預かるのだと言い聞かせながら、箱に詰めた。

さっそく家に帰りお茶を点てて飲むと、このお茶碗でどれだけの人がお茶を楽しみ、そしてどんな会話が交わされたのかと、しみじみ思った。古道具には「それと交わった人の気持ちが残っている。それが古道具の魅力なのだ」そう思った。しばらくは、私が使わせていただいて、誰か受け継いでくれる人が出てくれば嬉しい

20180226 おはようさん 風邪ひかぬよう 朝体操

開院一年目、かなりの職員が風邪などで体調を崩し、病欠した。そのため、朝体操をはじめた。その効果かどうかわからいが、確かに病欠は減った。掛け声を出し、身体を動かすことは好いことだろう。しかし、何でもないような体操でも、首肩腰足を伸ばせば痛みを感じるようになった。歳のせいかと思いながらも、体操を今後も続けようと思う。継続は力なり。

20180317 卒業の メドレー歌に 箸止まる

 

火曜日のいつもの時間、夕食時にテレビをかけると、NHKの歌番組が始まった。この日は卒業がテーマだった。海援隊の「贈る言葉」で始まり、「高校3年生」もあった。思わず、箸を止めて聞き入った。武田鉄矢氏も老けたものだ。声に伸びがなくなった。そのあとも昔の歌手と違う歌手が登場して歌った。少し違和感があった。「やっぱり舟木一夫だね」などと話しながら聞いていた。若い頃の卒業には明日があり希望があった。今の僕の卒業はと考えると侘しくなるが、人生に卒業はないと思うことにしている。「是非初心不可忘 時々初心不可忘 老後初心不可忘」である

 

20180323 古稀は コキなり足 腰きしむ

 

2月で70歳を迎えた。春分の日雨の中をゴルフに出かけると、受付で「川上様は、70歳になられましたから、ゴルフ入場税が免除になります」と言われ、書類にサインさせられた。ゴルフは、終日雨で、我ながらよくできたと思う。この日は東京の方は雪も降り箱根では遭難騒ぎもあった。結果はスコア112、最悪だ。さらに、帰り際、どこに置いたかロッカーキーが見つからない。結局、罰金とられた。さらにさらに、8番アイアンをこの日は忘れていたのだ。しかし、終了後の反省会では、なんと準優勝。こんな日に頑張った褒美かなと感謝した。二日過ぎた今日は、足腰が痛い。やはり、歳には逆らえない。悲観することばかりでもない。年相応と考えていこう。

 

20180220 耕せば 土も息する 二月かな       20180329 菖蒲かな 土に温もり 顔を出す

 

通勤途中に色々な花を植えてある休耕田と思われる土地がある。2年前からこの道を歩き出し、その花達に勇気づけられた。しかし昨年は花を手入れした様子がなく、少しがっかりするとともに、主のことを案じていた。それが、今年は一昨年より見事に耕運機で耕され、畝が造られた。土が喜んでいるように感じたが、本当は僕が喜んだのかもしれない。まだ乾ききらず、少し蒸れて黒色をした柔らかな土は、何やら生きているように感じた。

 

その畑に、最近緑の芽がぽつぽつ出てきた。菖蒲かもしれないと期待する。これから毎日が楽しみだ。桜が満開を迎え、春爛漫、本当に生きていることに感謝したい。

 

20180404 春速し 入学式は 葉桜か

 

今年の春は早かった。去年の桜が待ち遠しかったことを思うと、大変な違いだ。入学式には葉桜の緑がきれいになるだろう。満開の桜の下で母親と歩いた入学式が思い出される。

 

20180409 朝に伸び 夕も伸びてる 青葉かな                        入学式 青葉のように すくすくと                        春盛り 笑えよ笑え 孫たちよ                       首 座り 青葉のような 孫笑う

 

桜が咲いて、今日は入学式だというのに、葉桜になっている。庭のつつじも、芍薬も咲いた。アッという間もなく、あちこちに花が咲き誇っている。花にばかり目を奪われているが、木の芽、葉の勢いも増してきた。僕は、柿の葉、コナラの葉のフアンだ。柔らかく初々しい。それに、花を残した桜の青葉の色合いも良い。本当に良い季節だ。孫も少し会わないと、それぞれが違った顔を見せて、驚くほど成長している。抱くとどんどん重くなる。笑顔は天使だ

 

20180414 花見月 見送り老翁 天に逝く

 

今朝窓を開けると、庭の真白い花見月の花が、皆、天を向いて開いている。

 

昨日、Y氏が亡くなられたと知らせを聞いた。一言も無駄口は言われないが、その言動には誠実さと優しさが現れていた。このような人と、ひとかどならぬご縁を得たことを、幸せに思っていた。1昨日、病床でお会いした時、すぐに僕だと気づかれて、いつものようにしっかりした眼で受け留めて頂いたが、手を握ると、びっくりするほど、冷たかった。いうべき言葉も浮かばず、「元気を出してください」というと、「いやいや」のしぐさをされた。「もう十分」と言われているようだった。帰り道、せめてもう少し手足でも、揉んであげればよかったと悔やんだ。土曜日にはもう一度お別れに行こうと思いなおしたが、昨日診察中に悲報を聞いた。心残りのするお別れであったが、今朝仏壇の前で手を合わせ、線香の煙がまっすぐに立ち上るのをしばらく見つめ、ふと窓の外を見ると、花見月の真白い花が、皆天を向いて、満開であった。幾つもの蓮の花のように見えた。少し気を取り直した。

 

20180413 年金で 焼き芋4つの 笑顔かな

 

少し変わった患者さんが来院される。変わったとは、来院時は7時前には駐車場に来ておられる。慌てて、入り口を開くこともしばしばである。野菜や、花を作ることが楽しみなようで、時々おすそわけもある。元、警察官だったそうで、何事もきちんとされている。しかし、少し、その意味が解らないこともある。わかっているのは、生真面目で書類などきちんと整理しておかないと気が済まないような人である。

 

 この人が、昨日診察中に診察室に入ってこられて、何事かと思っていると、「今日年金が入りました。子供も焼き芋が好きなので4つ買いました。少し大きい方がおいしいですね」と報告です。「それはよかったですね」と答えるほかなかったが、こんな人に出会うと、心が休まる。

 

20180428 連休は 緑を浴びよか 花尾山

 

山々が勢いづいてきた。木々の生気を浴びて、ゆっくり出来たら最高だろうと思う。数年前に思いついて急に花尾山に女房と上ったことがある。頂上は気持ちよかったが、途中のきつさは今でも思い出になっている。三朝の三徳山の投げ入れ堂にお参りしたのもこの季節だった。シャクナゲが満開だったし、杉の老木の頂上付近の折れた幹に、それこそ1本のシャクナゲが咲いていたのも忘れられない。奥津温泉の清流もそうだ。どこかに行きたい。歩いてみたい。

 

20180502 ノジギクの 群れて水路の 音清し

 

今日は連休の合間の出勤日。いつもより少し寝坊して家を出たが、田の畔が刈られて、きれいになってきた。所々に水も引かれだした。もうすぐ、風と雲が映る水田に変わるだろう。そんなことを思いながら、いつもの徒歩通勤を楽しんでいた。すると、目に、ノジギクが一面に咲いたあぜ道が飛び込んだ。ノジギクというより、その清潔な白色の点々だ。感動する間もなく、今度は、その中を走る1本の水路に気付いた。今までは、畦草に隠れていた水路だ。次の瞬間、水音が聞こえる。すべてを感じた瞬間、僕は満たされていた。なんとさわやかな気持ちだろう。自然の合唱に勝るものはない。今日は一日良い日になりそうだ。

 

20180522 紫陽花も 下草刈られ 梅雨を待つ

 

521日は地区の人による公道脇の道草を刈る日だった。この道端には、紫陽花が沢山植えてあるが、少し小さめの花がついてきた。これから段々大輪となり、色が付いてくるだろう。うっとうしい梅雨を迎えるが、心待ちにしている花もあるようだ。

 

20180522 ナメクジや おまえもイチゴ 待ってたか

庭にミントとイチゴの苗を植えた一角がある。ミントはよく茂って、イチゴが隠れてしまった。しかし覗いてみると、粒は小さいが3個実をつけていた。だんだん赤くなっていくのが楽しみで、毎日のように見ていた。連休が終わり雨が上がってきたので、そろそろ収穫と覗いてみると、なんとまあ、何者かにかじられていた。がっかりして妻に話すと、ナメクジよ と言われた。そのあと2粒なったので、これは頃合いを見て、私が勝った。一つは格段おいしく、2つ目少し青かったので多少酸っぱかった.

 

20180529 雨上がり 紫陽花の道 歩こうかな

昨日梅雨入りしたという。灰色の雲に覆われ、なんとなくうっとうしい気分になりがちだが、紫陽花が色づき始めた。心が柔らかくなる。この季節も好きだ。今年は、191の紫陽花街道をドライブしてみたい

20180531 関節鼠(かんせつそ) 猫要るかねと 患者言い

 

最近、川柳も面白いと思っている。しかし、僕にはユーモアのセンスがまるでない。そこでインターネット検索、「皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞」「マイナンバー ナンマイダーと 聞き違え」、傑作だ。

 

80歳過ぎた高齢のお祖母さん、膝が痛いとやってきて、注射をするのが治療になっている。いつものように膝を触ると、いつものように水が溜まっていて、2㎝大の丸いものが関節の中で右に左にと動く。これを医学的には俗称?「関節鼠」と言います。もちろん、自分で動くのではなく、詳しく言えば膝蓋上嚢の中を、僕の手によって押されて移動するのだが、「膝にネズミがいるね。これが水の原因かもね」というと、即座に「猫が要るかね」ときたものだ。思わず僕にも川柳ができた。

 

20180601 水無月の 始まり神に 感謝する

 

5年前の今日、「One More Step」「真摯に生きる」を理念にかわかみ整形リハビリテーションクリニックがスタートしました。本当にあっという間に過ぎたようですが、その実、実にさまざまの問題に直面しながら、革新の気持ちを忘れず、今日が迎えられたこと、感謝します。

 

もちろん、スタッフの皆さんの協力のお蔭と思っていますが、家族にも感謝しています。そして何かしら、不思議と良い方向に導いてくださる影の力の存在、「神様」と呼べばよいのでしようか、「その存在のお蔭」に感謝しています。

 

今朝は、少し遅く、6時前に目覚めましたが、不思議に体が軽く、カーテンを開けると、コブナの葉を揺らす風もなく、緑が鮮やかで、光が一杯で、いつもと違う感じがしました。本当に、「ああ今日は61日だ」、神様も祝福してくださっていると感じました。そんな後押しを感じながら、クリニックにいつものように歩いてきましたが、道で会う人と交わす朝の挨拶も、何か新鮮でした。

 

身体の衰えを感じる毎日ですが、毎日まいにち、僕より先輩の患者さんに接していると、それはそれなりに精進する道もあるように教えられます。

 

何より「「是非とも初心忘するべからず、時々の初心忘するべからず、老後の初心忘するべからず」という風に生きていきたいと思っています。ありがとう。そしてこれからも健康に気を付けながら頑張ろう。よろしくお願いします。

 

200608 縁側や 雨と紫陽花 そして本

 

天気はあまりよくないが、この頃はこんな日もかえって良いと感じる。手毬のような優しい紫陽花には、この灰色の空と、雨に洗われた緑の葉が、よく似合う。僕の気持ちも、その中に同化して優しくなる。それを縁側で眺める僕を想像するだけでも、気持ちが和む。ロッキングチェアに身体をあずけ、本でも読みたい。多少疲れ気味なのかもしれない。

 

20180616 藪医者を 名医にするぞ リハビリで                                                            継続太郎        あちこちで 便利な言葉 加齢です:腰折れマン                      加齢でも 錆は落とすぞ リハビリで:ガンバルジャン             早起きは 三文の徳 句が浮かぶ:目覚め一発

 

今朝は4時に目覚めた。昨夜、勉強会があり、懇親会で夕食変わりをするつもりが、おいしいビールを2杯飲んだだけで帰った。当然夕食は簡単だったので、お腹がすいて、2時に起き、お水で我慢したが、とうとう4時には完全に覚めてしまった。不思議なことに、突然、川柳らしきものが閃いたので、書き留めた。

 

20180703 70を 生きた自分が ここにいる                           驚く自分も ここにいる                          なんとまあ 70の僕 ホントかなー

 

古希になった。6970歳になった。突然、俺70?と自問自答する自分に驚くことがある。よくもマアー70歳にもなってやっているという感じだ。少し疲れたと感じる時の様だが、そういえば、去年よりだいぶ疲れを感じることが多くなったようだ。しかし、去年と変わらず患者さん診ている。歳を考えると、よくもマアーだ。この先、何年続くのだろうかと思うが、何とかなるさで、驚く自分が消えていく。

 

20180708 百日紅 わたる風あり 茶を点てる

 

テレビをつければ、豪雨の被害ばかりの状態で、本当に大変な状態だ。しかし、萩は落ち着いていて、何か申し訳ないような気持ちにもなるが、本当にゆっくりした日曜日を過ごせた。朝食の用意は僕がした。「お茶を点てますか」と久美子が言う。最近はこれも楽しい。雨に洗われた緑の芝生がきれいだ。百日紅が咲きだした。南と北の窓を開けると、なんとも言えない清々しい風がわたってきた。

 

20180718 猛暑日や 一日臥して 子に頼る 親子逆転                    嬉しくもあり

 

突然めまいが襲ってきた。どうしよもない僕の持病だ。今までは吐きながらでも診察を続けた。それくらいの気力があった。しかし今回はどうも立てそうもない。弱気だ。丁度土曜日で末の子が代診してくれるという。それを聞いた途端、もう起き上がる気力は完全に失せてしまった。ノックアウトだ。結局は丸1日半寝て過ごした。ようやく起き上がると、点滴の針の跡が3か所残っていた。女房はおかゆを作り、長男は点滴を処方し、次男が調剤し、長男の嫁が針を刺した。末の子は代診だ。僕はただ眼をつむり、されるがまま寝ているだけで、時間が過ぎて、めまいが収まるまで待つのみであった。それにしても、今まで親父面していたのだが、そろそろ子供に面倒を見てもらう立場になっていくのかと、70歳という歳を感じた。ゴルフも最近は勝てなくなった。

 

20180720 朝は立ち 夕にしおれる ものなーに                            ナスと私か これではマズイ                                   打ち水や ナスも私も 気分爽快                        炎天下 それでもムクゲ 優しくて

 

豪雨被害は幸い無かったが、その後の酷暑に気分もしおれていました。家に帰ると、プランターのナスも、かわいそうにしおれていました。この間植えたキュウリの苗もです。急いで水をやりましたが、気が付くと気持ちの良い風が、きました。そうだ。打ち水だ。そんなことまで忘れていたと気づき、野菜だけでなく、庭やテラスまで水を撒きました。そのうち、シャワーになりました。気分爽快とはこのことでしようか。そのあと、思い切って外を歩きました。ムクゲの花が、暑さに負けず、微笑んでいました。ナスもキュウリも翌朝には元気になっていました。

 

20180725 太陽も 歓迎なのか 木槿さん                          サウナ風呂 ヒートショックで 夏に勝つ

 

全日の猛暑、ややもすればへこたれそうだ。公園の湧き水の量も日に日に減っていく。しかし、この暑いのに涼しそうに咲く花もある。ムクゲだ。いたるところに咲いている花を見ると、別世界の住人の様だ。それに、ジョギング人もいる。気が知れない。しかし考えてみろ。僕もほんの数年前までは、夏の汗を楽しんでいたではないか。そういえば、最近2週連続してサウナにいった。サウナのあとの水風呂が超気持ちよい。ヒートショックプロテインが少し出たのだろうか。炎天下に外に出ても不思議と気持ちよくなった。猛暑に勝つには、サウナと水風呂の組み合わせも良いかも。

 

20180726 夏休み スイカに水やり 孫を待つ

 

体育大会などで、ケガをして受診する子供たちが少し多くなったと感じる。いつの間にか、子供たちは夏休みになっているのだ。私の日課は少しも変わらないが、朝夕のスイカ、トマト、ナス、キュウリ・・・・の水やりが一段と楽しくなった。スイカは大小5個育っている。一つは、いつでも食べられそうだ。トマトは、日ごとに赤く色図いている。もぎたてのキュウリは、新鮮で味がある。孫に味わわせたい一心で、水を撒く。一つ残念なことに昨年大好評のトウモロコシは、先の台風で折れてしまった。でも数本はその前に採って、冷所保存している。驚き喜ぶ孫の顔が見たい。

 

20180727 炎天や 弱気強気の エレベーター

このところの暑さ、体調が不安定で、気持ちの上下も激しい。

20180731 夕に散る 花とは知らず 木槿笑む

この炎天下、木槿の花の、かわいらしさが目立ちます。しかし、調べてみると、この花は一日で散るそうです。いつも咲いているように思っていましたが、かわりばんこに咲いているのです。案外、はかない花の様です。そんなことは今咲いている花からは想像できません。それを知ると、この花の美しさに考えさせられることがあります

20180806 玄関に 打ち水してる 妻がいて                  打ち水で 迎える妻に ありがとう

 

坂を上って家に帰る。家に着くころには汗が噴き出す。ところが、今日帰ると、丁度、玄関の植木に水やりをしている女房の姿があった。車止めのコンクリートの上にも水が撒いてある。幸せに感じた。

 

20180808 けだるさを  払う涼風 頑張るぞ

 

このところ夜もクーラーをかけっぱなしで寝る。寝起きの身体の芯の部分には、まだ疲れが残っているようだ。それでも何とか起き上がり、窓を開け、朝食の用意をし、一日を開始しなくてはならない。そんな毎朝が続いている。ところが今朝窓を開けると、気持ちよい涼風が入ってきた。関東の方に台風が接近しているようで、そちらは大変なようだが、久しぶりに思いっきり深呼吸した。体中の細胞が新鮮な酸素を喜んでいるような、元気が出た。

 

20180819 出てみると 炎暑も涼風 ゴルフかな

ゴルフの誘いを受けて、久しぶりに高原に立った。数か月クラブを握ることなく、この夏の暑さに閉口していたというより、完全に飲まれていた。誘いを受けなかったらとてもゴルフをする気にはなれなかった。しかし誘いを受けて、暑さ対策をすることにした。まずサウナ通い。2日に一度汗を出し、水風呂につかり、ぼやけていた自律神経に活を入れた。炎天下の墓掃除は、我慢比べだと思い、先祖にご加護を願った。ゴルフ練習用ネットにまで伸びたスイカの弦を切り、スイカを全部収穫し、久しぶりに球を打ち、打感を取り戻した。最後は、梅干しの汁ジュースを凍らせ、水分補給剤を作った。それなりに対策して臨んだ。出てみると、高原のゴルフ場の風は涼しくなり、汗もべとつかず、ティーグランドでそれほど待つこともなく、2時過ぎには1ラウンド終えた。スコアも103で、久しぶりにしては、よかった。案ずるより産むが易すしとはこのことだが、メンバーにも恵まれた。いろいろ教えられる久しぶりのゴルフだった。

20180820 朝の窓 涼風来たり 盆過ぎる

 

このところ急に朝が涼しくなった。窓を開けて風を入れると気持ちが良い。そういえば、お盆も過ぎたのだ。季節は絶え間なく変わっていく。所々、少し黄色くなってきた稲穂の田も見える。

 

20180902 伸びるだけ 伸びてみなさい 夏草よ                             水やりも 根負けしそう この夏は                      ベランダで 本読む女性(ひと)や 雨あがり                        夏草を 退治したのに 熱中症

 

草刈りで足腰を痛めて来る患者さんが多かった。家の周りの草も蔦も伸びている。刈っても刈っても伸びて来る。もう伸び放題、這い放題にしてやろうという気持ちになった。炎暑で、雨も降らないこの夏は、水やりも大変だった。91日台風の影響で、萩にも雨が久しぶりに降った。嬉しかったこと。気温が下がり、湿り気が気持ちよい。気持ちにも潤いがもどった。散歩に出たら、木陰のベランダで本を読んでいる女性の姿が見えた。本当に久しぶりに一息ついた。2日、満を持して伸び放題のつる草を刈ってやった。すっきりしたが、何か疲れにつかれて、頭がぼーっとしてきた。

 

20180910 窓を開けて 秋風入れて 深呼吸                   秋風に 不安が募る 人もいる

 

各地に甚大な被害の爪痕を残したが、今年の夏も終わったようだ。私は、秋風にホッと一息した気持ちだが、被害を受けた人たちは、どんな気持ちだろう。

 

20180924 出てみれば ご褒美転がる ゴルフかな                   足腰痛めど 友も天も好し

 

久しぶりにゴルフをしたと思っていたが、よく考えれば8月にもしていた。しかしその後一度もクラブに触ることなくコンペの日を迎えたし、このコンペは3月以来だ。普通は、事前に、かなり打ち込んでいないと不安でたまらないのだが、朝ゴルフバックを開けてみて、全く使っていないことに気づき、不安たらたら。「神様仏様、ゆっくり空振りしないように打ちますから、どうか一日無事に終わらせて」。祈りが通じたせいか、無事に終わったどころか、48-4896で終了できた。100を切ったのは本当に久しぶり。今年は、するたびに下手になっていき、終にハンディーは27、情けなく思っていたが、2位のご褒美までついてきた。実は、この日から70歳の権利として、ゴールドでティーショットした。

 

20181012 怖きもの 地震台風 火事注射

 

萩にいては地震や風水害が少ないので、俳句も作りにくい。しかし今月の兼題が地震なので盗作に近いものでお茶を濁すしかない。

 

今時雷など怖くないし、親父の地位低下も甚だしい。とって代わって台風が怖くなった。先週など、大阪に行くのに新幹線が遅れた。しかし、2時間以上の遅れで超特急券の払い戻しを受けた時は、少し嬉しくなった。それにクリニックをしていると、注射の怖い人がかなりいる。僕は人に打つ立場上、一通り自分で経験してみた。蚊に刺されるよりましだと思うことにしている。

 

20181021 朝霧に 見え隠れする 水墨画

古い友人と久しぶりに山里の温泉に旅行した。前夜は少し飲みすぎたが、歳をとったのか、6時前には目が覚めてしまい、朝風呂に入った。露天風呂は、朝の冷気も、温泉の暖かさも良い。山には朝霧がかかっていた。その向こうに見える峻険な山のシルエットがことに良い。遠くは薄く、近くはやや濃く、程よいグラディエーション効果は、まるで水墨画だ。それが一定ではない。時刻により変化していく。先々週、東山魁展を京都で見たのを思い出す。

20181020  月あかり 紅葉色づく お湯の宿

 

ひなびた温泉に友人といった。益田の奥の匹見温泉だ。一行9人であったが、最年少の女房でも古希近く、後期高齢者も2人いる老年会のようなものだ。しかし久しぶりに会って、皆の元気さに驚いた。6人は今も仕事をしている。この仲間と以前はゴルフもよく楽しんだが、今回はグランドゴルフをした。やってみると面白い。初めてであったが、ホールインワンも出た。そのあとは温泉、食事を楽しみながら、元気な再会を喜び合い、少々お酒も飲み、そのあともう一度温泉。山の紅葉はもう少し早かったが、露天風呂の庭に1本だけ植えられている紅葉が染まっていた。温泉の明かり、月の明かり、天風呂の湯気で見え隠れする風情が面白かった。

 

20181028 地蔵堂 白黄桃の 菊の朝

 

薄明かりのなか、いつもより早く6.00AMには家を出た。いつもは、何気なく通ってしまうお地蔵さんのところで、呼び止められるように、足が止まった。色とりどりの菊の花がお供えしてあり、堂もきれいに掃除されている様子が目に入った。南無阿弥陀仏と自然に手を合わせた。どなたか知れないが、祖母の姿を思い出した。今日は好い日になりそうだ。

 

20181117 あの山で コーヒー飲もう 小春日に                  山里に ただ一筋の 煙かな

 

今年の紅葉は今一だそうだが、午前の診療を終えて、ボンベとコーヒーと焼きそばとおいしい水をリュックに詰めて、長門峡にいそいだ。昨年、真っ青な空の下、長門峡の紅葉に囲まれ、沸かしたてのコーヒーを飲んだ。その味が忘れられないのだ。思わず来られないことが解っているのに、コーヒー飲みに来ないかと友人に、メールしたほどだ。今年は、3時過ぎに目的地に着いたせいか、天気も紅葉も今一のせいか、期待が大きかったせいか、味はそれほどでもなかった。恐らく自分自身の気分に余裕がなかったからだろう。帰りは、気分転換に、通ったことのない道をドライブした。山奥の郷はほとんど廃屋だったが、一軒だけ煙が見えた。今度は、囲炉裏の傍でコーヒーを飲みたくなった。

 

20181120 初雪や1120(イチイチニマル)やっとかな

 

今朝札幌で初雪のニュースを聞いた。あれっと思ったが、歴史的に遅い初雪らしい。自然の変動に人類はどうかかわれば良いのだろう。それにしてももうすぐ12月、時間が早く過ぎすぎる。

 

20181202 影長く コツンと落ちて クラブおく

 

122日久しぶりにゴルフコンペに参加した。自分でもあきれるくらい、短いパットを外して、嫌になったが、時折ナイスショットも出た。10時過ぎのスタートだったが、3時過ぎには終わった。終わり近くになると、影がずいぶん長くなり、日の落ちる速さに驚いた。しかしそれ以上に、この時期にこんな日和でゴルフができるのが不思議であった。地球はどうかなっている。最終ホール、比較的長いパットが一発で入った。コツンと音がした。初めて同伴者に誘われてオリンピックなる競争もしたが、10点獲得で、賞金もゲットした。こんな日も時にはあっていいのか。

 

20181203 正月は わが身清めて お祈りす

 

正月は、後ろの小川に出て、手も凍るくらいの川水で顔を洗って、背筋を伸ばして、神様の前に全員で座り、父の祝詞を聞いた。そんな昔の田舎の暮らしの思い出がある。今年はせめて、冷水摩擦くらいはして、お祈りしよう。

 

20181206 正月は 片思いかな 来ては行く

 

正月を待ち遠しく思わない人はいないだろう。あれもしたい、これもしよう。いや、寝正月だと思っていても待ち遠しい気持ちは、皆変わらないと思います。もう少し家族とゆっくり話したり、温泉につかったり、神社にお参りしたり、年始の計画を立てたりと思って待ちますが、案外するりと過ぎていきます。これは僕だけだろうか。

 

20181215 祭りの日 悪友酒を 提げて来る(禎治)

 

久しぶりに日曜の予定がなかった。父を訪ねた。足を揉み、爪を切り、髭を剃る。その間に、源氏巻を「コリャ津和野のお菓子だな。島根に行ったか」と言っておいしそうに食べ、酒を一口飲み、「よう効く」などと言ってご機嫌だ。ふと見ると、短冊に上の俳句が書いてあった。何年も昔の話だろうが、良い句だと思った。まさか今は、一升瓶を下げていくわけにはいかない。ぐい飲みに一杯でご機嫌になる。

 

2 20181215 西日射し 地球の影の 長きこと

 

久しぶりに何も予定のない土曜の午後、ぼんやりと過ごした。なんだか今年は師走の感じがしてこない。風水害、地震と地球も荒れたし、米国、英国、ドイツ、フランス、中国、ロシア、そして韓国もおかしい。日本でも医療など無視した10連休・・・・、沖縄。世界も様子がおかしくなった。しかしもうすぐ冬至だ。日が少しずつ長くなれば、また考えもよくなるかもしれない。少々うつ気味だ。

20181226 庭出れば コブシに蕾 冬至過ぐ

 

庭の外の畑に大きなコブシの木があり、春になると、真っ白な大きな花が咲く。白い鳥が舞い降りてきたようだ。ちょうど萩の家に引っ越してきた時分、寝室の雨戸を開けると、満開のこの花が目に入り、とても嬉しくなった。それ以来、2月・3月と寒いのに日一日と蕾が大きくなるのが楽しみになった。

 

 今年は暖冬のせいだろうか。それとも、今まで気づかなかったのだろうか。もう小さな蕾を付け始めている。そういえば、冬至が過ぎて、これから次第に日が長くなる。世の中のゴタゴタに左右されず、季節は確実に回っている。偉いものだ。

 

20190109 正月は あっと過ぎたり もう8日                             君還る 里の冬日の 穏やかさ                       新調の 靴で大地に ご挨拶

 

総勢17人で賑わった我が家。静かになったと思えば、新年早々に、長い闘病生活に終止符をうち、静かに帰った人を迎えて、あわただしく、気が付けば9日の朝を迎えた。気分転換に、新調の靴で歩いて出勤した。気持ちが改まった。それにしても、この正月の陽の穏やかさに、長い闘病生活の苦しさを思えてならない。彼女もやっと穏やかになったのだろう。

 

20190110  ええ注射 絶対嫌です 怖いから                                    ええそんな 蜂より上手いよ ここの医者

 

注射は嫌だという人が多いので、こんな文句を貼ってみた。でもあまり効果はない

 

ここの医者 耳は遠いが 腕はいい 

 

ここの医者 耳は遠いが 腕はいい                             大きな声で お願いします

僕の耳が遠くなったせいか、患者さんの声が小さいせいか、なかなか聞き取れないので、ついでにこんな文句を貼ってみた。特に学生さんの声が聴きづらい。思春期のせいかなとも思う。効果があればよいが。

20190115 初場所の 土俵厳しき 稀勢の里

 

稀勢の里に勝って欲しいと思うのは、僕一人ではない。女房もこの時間になると、テレビの前で動かない。勝負の世界の厳しさがこれほどとは思わなかった。